新バージョンのLEDネイルチップ
- 2016年04月29日
- お知らせ
LEDネイルチップの新作をいくつか作ってみました。
電子工作の何かという印象はほとんどないと思います。アクセサリにしか見えないので、「どうやって光ってるの?」とよく聞かれます。
こちらは色が変わりながら光るLEDネイルチップ。とにかく小さくするため、IC制御のフルカラーLEDを使っています。動画ではどぎつくフラッシュしているように見えますが、実際にはもう少しおとなしい感じです。
次はATtiny10(米粒AVR)マイコンを搭載したバージョンを作る予定です。こちらには既にゆっくり光が変化する発光パターンを書き込んであります。マイコン制御ネイルチップって、何か不思議な感じ。
菱形のスワロフスキーの両サイドから側面発光のチップLEDを当てて光らせます(写真は消灯時)。ネイルカラーはKBShimmerのPt Young Thing。
以前のような高さのあるネイルチップにはなりませんでしたが、盛り上げた接着剤(セメダインパーフェクトデコ)に光が回ってしまい、スワロフスキーの菱形できれいに光らないのが残念です。
こちらは三日月型のスワロフスキーに側面発光のチップLEDを当てています。ネイルの地の色はCHANEL 461 BLUE SATINで、濃い紺色に締めて星空にしてみました。
LEDが1つなので、光量が物足りないかもしれません。ちなみに、周囲の小さなスワロフスキーは1000番台(裏が尖っているタイプ)を使っていて、そのためにピンバイスでネイルチップにテーパーをつけています。底面が平らな2000番台よりも1000番台の方が立体的な(奥行きがある)輝きになります。
サイズを変えたブルージルコンのスワロフスキーで統一してみました。ネイルカラーはCHANEL DIWALIです。
上面が発光するチップLEDに、底面の反射材を削ったスワロフスキーを載せています。2000番台のスワロフスキーの多くは底面の反射材が発色の大きな要素になっているので、そこを削るとかなり色が変わってしまいます。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、これらのLEDネイルチップは全て、LEDの光をスワロフスキーに通しています。LEDの光をそのまま見せているものはありません(眼に刺さりますしね)。これはこだわりで、LEDの無機質な光をクリスタルガラスに通して柔らかくします。また、素子を見せないアクセサリにするという方針にもしています。